石のDB

018 緑簾石藍閃石片岩 epidote glaucophane schist 幌加内町 

018/132


採集日:2003-10-26,2008-06-15
採集地:幌加内町
地質帯:神居古潭帯
岩体 :幌加内
種別1:変成岩
種別2:苦鉄質
サイズ:8cm

緑廉石(緑)と藍閃石(藍色)が層状に縞模様になっていて、薄く剥がれる性質がある岩石。

緑廉石(緑)と藍閃石(藍色)が層状に縞模様になっていて、薄く剥がれる性質がある岩石。非常に圧力が高い状態で出来たので、鉱物が一定方向に並んでいて剥がれやすい性質があります。
江丹別峠の有名な露頭で採集したサンプル。藍閃石片岩の有名な露頭は、崩れる危険性があるのか、土嚢でバリケードされるようになってしまいましたが、当時からかなり年月を経ているので、現在はどうなっているのかわかりません。
低温高圧型変成された岩石の典型として書籍に載っています。ここの藍閃石片岩は、蛇紋岩が地下から取り込んで運んできたブロックのようです。